恐怖を感じる心理とは?
人間が死を怖いと思う理由は?
原因や克服方法は?
恐怖を感じたことがない人は
いませんよね。
子供から大人まで
様々な経験の中で
恐怖を感じます。
中には
「死」について考えると
不安を感じ
怖いと悩むこともあるでしょう。
今回は
恐怖を感じる心理と
原因や克服方法についても
ご紹介します。
目次
人が恐怖を感じる心理とは?
人は様々な理由で
恐怖を感じます。
恐怖から逃げたいと思っても
立ち向かわなければいけない
場面や状況もあるでしょう。
そのためにも
ここでは
恐怖を感じる心理と原因について
分けてご紹介していきますので
ご一緒に学んでいきましょう。
恐怖を感じる心理は?
なぜ人は恐怖を感じるのでしょうか?
「幽霊」を想像すると
恐怖を感じたり
暗闇に恐怖を感じるなど
様々なことに怖がりますよね。
人が『恐怖』を感じる心理は
その時の状況や状態により様々ですが
主に【わからない】【知らない】ことに
恐怖を感じるようです。
「幽霊」や「お化け」などは
科学では証明できないですよね。
「宇宙人」や「UFO」
などもそうで
未知なことや物には
恐怖を感じるのです。
初めて会った人の性格は分からないので
恐怖を感じているかは別としても
緊張してしまいます。
ですので
人間が恐怖を感じる心理の基本は
「わからない」「知らない」となり
未知なものに対して怖がるのです。
恐怖を感じる原因は?
人間が恐怖を感じる原因は
人間が持つ「想像力」が
関係しています。
人間は
想像力が豊かです。
人間の生命に対する
「安心」「安全」も
含まれます。
誰でも
身の危険があることに対しては
恐怖を感じますよね。
これはもう
大昔の狩りをしていた時代に
備わった防衛本能ですね。
猛獣や動物と戦ってしまい
食べられて死んでしまいます。
だからこそ
危険に恐怖を感じることで
生き延びてきています。
現代でも
走っている電車や車に
恐怖を感じなかったら
ぶつかって命を落としてしまいます。
恐怖というのは大昔から
現代でも
欠かせない大切な感情なのです。
人間が死を怖いと思う理由や原因は?
人は人生の最後に
「死」を迎えます。
しかし
普段の生活では
「死」を意識せずに
過ごしている人が
ほとんどだと思います。
毎日を
当たり前のように
繰り返し続けていますが
何かのきっかけで
「死」について考え
恐怖や不安に襲われた経験のある人も
多いのではないでしょうか。
ここでは
人が死を怖いと思う
理由や原因について
4つに分けてご紹介します。
セロトニンの影響でマイナス思考になる
日中は
太陽の光が目から入ると
セロトニン神経が刺激され
セロトニンの分泌が活性化します。
イライラや不安を抑え
精神を安定した状態に保つ
作用があります。
しかし
夕方から夜になると
太陽は沈み
セロトニンの量が減り
精神や感情が安定しなくなり
不安を抑えることができず
マイナス思考に陥りやすくなります。
夜にニュースで
悲しい事件や事故を見たり
ふとしたきっかけで
「死」について考えてしまうと
恐怖の感情が
止められなくなってしまうのです。
特に
夜勤の仕事や
夜型の生活をしている人は
この傾向が強くなるようです。
家族や親しい人と別れる怖さ
自分自身が
年齢を重ねていくと
当然のように周りの家族や友人も
年齢が上がっていきます。
年老いていく両親の年齢を考えて
「もし死んでしまったら…」と考えると
悲しくなってしまいますよね。
その逆もあり
大好きな人たちに
会えなくなってしまう」
と悲しい気持ちに
なることもあるでしょう。
人間は弱い生き物ですから
愛する人や
愛してくれる存在がいなくなってしまう
「孤独への恐怖」を
感じてしまうのでしょう。
死後の世界への恐怖
人が死んだあと
死後の世界はあるのでしょうか?
これについては
現実的には
死んだ人にしか分かりません。
「死んだらどうなってしまうのか?」
「地獄に行きたくない」など
死後の世界を想像すると
怖くなってしまいますよね。
先ほども
恐怖を感じる原因で触れましたが
人間は「わからない」ことに
恐怖を感じるので
死後の分からない世界は
特に怖いでしょう。
死後の世界についての
考えを教えている
宗教を信仰する場合もあります。
病気の痛みや苦しみに対する恐怖
風邪を引いただけでもつらいのに
死に直結するような病気は
とても痛くて苦しそうですよね。
経験したことがない人には
分かりませんが
テレビや映画で
闘病中の人などを見て
想像してしまい
恐怖を感じてしまう場合があります。
現在が
健康であるからこそ
「痛く苦しいかも知れない」
といった恐怖を感じるのです。
克服法や改善策は?
恐怖を感じる心理や
「死」に対して感じる
怖さの理由について
ご紹介してきました。
ここでは
克服するための情報や
改善策について
分けてご紹介します。
お年寄りの気持ちを考える
お年寄りの方は
死に対して
恐怖心は少ないといいます。
「いつ死んだっていいよ~」
「もう先はないからね~」
なんてことを笑顔で話している
老人の方も多いですよね。
実は
お年寄りの方々は
死に対して
恐怖に襲われることは
傾向的には少ないようです。
年齢的に
肉体的な体力もなくなってきて
病気にかかると回復も遅くなり
治療の為に入退院を繰り返したりすると
「早く楽になりたいなぁ」
という気持ちになってしまいます。
先に亡くなっということを
耳にするようになり
現実として死を受け入れるようになり
死に対する恐怖が薄れていくようです。
ご老人が
穏やかな感情になるのは
「死への恐怖」が
薄れていくことも関係しているはずです。
時間の大切さを再認識する
「死」を
ゴールとして考えると
「時間」というものが
とても大切だということが
分かりますよね。
その事実を受け入れることができれば
「今」の大切さに
気付くことができます。
悩むくらいならば
好きなことに思いっきり挑戦したり
友人や家族とたくさんの思い出を作ったり
有効に時間を使うことを意識しましょう。
人の記憶に自分は残る
過去の偉人達を
見てみればわかりますが
死んでも
数知れない人々に
尊敬されています。
いってみれば
死というのは
肉体がなくなるだけなのです。
誰にも分かりませんが
死によって「あなたの努力」が
無駄になることはありません。
あなたの努力は
必ず誰かの記憶に残り
誰かに引き継がれていきます。
マイホームを購入したり
遺産を子供に残したり
仕事での成果など
誰かの記憶には残ります。
記憶に残るということは
「本当の死ではない」と
前向きにとらえ
誰かのために努力してみるのも
良いかもしれませんね。
夜に不安になる原因を知る
先ほどもご紹介しましたが
夜は不安や恐怖に襲われやすいです。
せいだと割り切って
朝になれば不安や恐怖は消えると
考えましょう。
また
寝る時間が遅くなればなるほど
不安や恐怖が強くなるので
できるだけ早めに
就寝することもおすすめします。
最後に
恐怖を感じる心理について
ご紹介しました。
分からないことに
不安や恐怖を感じると
いうことが分かりました。
人間が死を怖いと思う
理由についても触れました。
死後の世界は誰にもわからないので
悩み過ぎずに
前向きに生きていくことが大切です。