ポッキーの日売上いくら

記念日マーケティング
心理的誘導されすぎなの?

11月11日
ポッキー・プリッツの日ですね。

スーパーなどで
特設コーナーが設けられたり
たくさん買う人も見受けられるので
売上は一体いくらなのでしょうか?

記念日マーケティングで
心理誘導されているのでしょうか?

今回は
ポッキーの日について
ご紹介いたします。

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ポッキー&プリッツの日の由来は?

ポッキー

画像引用元:https://twitter.com/pockyjpn

11月11日は
ポッキー・プリッツの日ですね。

毎年CMなどでも
キャンペーンが行われ
〝三代目 J Soul Brothers〟
つとめていますね。

若者を意識したCM
ポッキーが食べたくなりますね。

そんなポッキーの日ですが
由来については
あまり知られていないのでは
ないでしょうか。

実は
「ポッキー&プリッツの日」とは
ポッキー&プリッツの生みの親である
江崎グリコが
平成11年11月11日に
定めた記念日なのです。

ポッキーとプリッツの
細長い形状が
数字の1に似ているという事から
〝111111〟で
1が6つ並んだ
平成11年11月11日に定めたのです。

見た目を考えると
ぴったリの記念日ですよね。

ちなみに
ポッキーそのものは1966年
プリッツは
3年早い1963年
発売開始しています。

ポッキーの日の売上は?

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スーパーやコンビニでも売っている
ポッキー・プリッツですが
ポッキー・プリッツの日は
特に大量に商品が並ぶ
特設コーナーが作られています。

毎年の盛り上がりを見ていると
気になるのは売上です。

グラフ

画像引用元:http://tatase.hatenadiary.jp/

ポッキーの日の
ポッキーの売上は
約3億円となっていますね。

ポッキーの日の
売上個数を調べていくと
2015年度には
約180万個のポッキーが
購入されたというデータがあります。

売上と個数ともに
破格の数字といえますね。

ポッキーの年間の売上が
約360億円といわれているので
一年の365日で割ると
一日に約1億円前後が
売れている計算になります。

ポッキーの日には
約3倍の売上となっていますね。

ただし
ポッキーの日に向けての宣伝が
10月頃から始まっているので
一年の中で
10月から11月にかけて
売り上げが伸びているようです。

データでは
11月だけで
1億箱くらい余分に売っていて
ポッキーの日前後だけで
約7億円くらいの
伸びといわれています。
ちなみに
工場もポッキーの日に向けて
早めから製造に入るので
パンクせずに計画的に
売上が作れるということです。

記念日マーケティングで心理誘導されすぎ?

ポッキー

画像引用元:https://twitter.com/pockyjpn
これだけ特定の日に売り上げを
伸ばすということで
心理学的には
記念日マーケティングで
「心理誘導されすぎなのでは?」
考えられているようです。

記念日マーケティングや
心理誘導について
分けてご紹介いたします。

記念日マーケティングとは?

あなたは「記念日」と聞くと
何を思い浮かべますか?

国民の祝日や
家族や大切な人の誕生日
結婚記念日まで
人それぞれでしょう。

恋人同士でも
記念日は大切になるでしょうし
共有できるアプリなんかも人気ですね。

このように
私たちの日常生活では
「記念日を大切にする」という
考え方は浸透しているのです。

近年では
そうした記念日への意識を
マーケティング(販売戦略)
活用する企業が急増しています。

要するに
人の心の中にある
「記念日を大切にする」
という心理を
商品の販売戦略に
うまく活かしていくということです。

心理誘導されすぎなの?

ポッキー

画像引用元:https://twitter.com/pockyjpn
ポッキーの記念日の理由である
「1」が並ぶ11月11日ということで
〝視覚〟に訴えかけたことで
大きなインパクトになっているといえます。

ポッキーの日は
リサーチ会社を通じて行った調査では
一般消費者の認知度は
90パーセント以上で
あったというから驚きです。

ポッキー・プリッツという
お菓子の記念日で
これだけの認知度ですから
記念日マーケティングでの
心理誘導が大成功していると
いえるのではないでしょうか。

先ほどもご紹介したように
2015年度の
日別の売上では
ポッキーの日は
売り上げが特出しています。

グラフ

画像引用元:http://www.itmedia.co.jp/business/

消費者の認知度と
売上の推移を見て分かることは
「記念日マーケティング」が
侮れないことが分かりますね。

それだけ
心理的に人々は
記念日というものを
大切にしていて
企業も「記念日マーケティング」の
重要性に
気付いているということですね。

これはまるで
マジックで言うところの
『心理誘導』に似ていると
いえるのではないでしょうか?

もちろん
マジックでの一部で言われる
〝騙す〟という意味での
心理誘導ではなく
正しい方向である
「楽しませる」という
意味合いや
価値のある方向に
「意識を向けさせる」という
良い意味での
心理誘導といえるでしょう。

良い意味ではありますが
「心理誘導され過ぎではないか?」と
思うほど「記念日マーケティング」が
企業戦略では
とても重要なのです。

最後に

ポッキーの日の売上について
ごご紹介しました。

その日で3倍で
その前後でも相当な売り上げを
上げているようですね。

記念日マーケティングで
心理的に誘導されすぎなのではないか
についても触れました。

楽しませるという意味での
心理誘導といえるので
企業の記念日マーケティング戦略は
素晴らしいことですね。

これからも
毎年の11月11日は
盛り上がっていくことでしょう。