隣の芝生が青いと
感じるのはなぜ?!
心理学的に
理由や原因を解説!
他人の何かを羨ましく思ったり
時に嫉妬したりすることの例えで
「隣の芝生は青く見える」という
言葉がありますよね。
今回は
なぜ人は
「隣の芝生が青いと感じるのか」
について心理学的な理由と共に
ご紹介したいと思います。
目次
隣の芝生が青いと感じるのはなぜ?
「隣の芝生は青く見える」とは
「The grass is
always greener on
the other side of the fence.」
という英語のことわざの和訳です。
他人の何かを羨ましく思ったり
嫉妬したりすることの例えで
使われるこの言葉ですが
なぜ人は
“隣の芝生が青く見える“のでしょうか?
ここでは
隣の芝生が青く見える理由について
4つの理由を書いていきます。
自分のことしか見えていない
基本的に
人は他人の
家庭などの事情を
正確に知ることは
できませんよね。
仲が良いと思っている人の間でも
大なり小なり
悩みやその人の家庭が
抱えている問題があるはずです。
しかし
それを知るすべはありませんし
人は自分を基本として考えます。
ですので
外からわかる情報としては
〝自分の家より広そう〟とか
〝収入が高そう〟とか
〝子どもが賢そう〟など
勝手に想像や妄想をしてしまいます。
でも本当は
どれも想像したことなので
正確な情報ではないということです。
人間が人と関わりながら社会で生活を
しなければならないので
他人と比較をすることで
精神を保つように
なってしまっているのです。
要するに
「隣の芝生は…」と
人をうらやむだけでなく
常に他人と比較して
「あの人よりは…」と
人を蔑むことで
精神を安心させているのです。
遠くから見ると良くみえる
食事の時など
同じメニューなのに
離れた場所に運ばれた料理が
自分の料理より
良くみえたりした経験は
ありませんか?
それはもしかしたら
離れてみていることが
原因かもしれません。
キレイに見えたり
良く見える心理があると
いわれています。
例えば・・・
遠くから山を眺めると
綺麗に見えますよね。
”富士山“は特にきれいに
見えますよね。
大きなもので例えると
わかりやすいですが
人間は
遠くから見ていると
良く見えるということです。
ネガティブな人
ネガティブな人は
「隣の芝生は青い」と
なってしまいがちだと
いわれています。
ネガティブな人は
心に不満を感じています。
「モテたいけどモテない」
など様々な不満を
感じているので
他人に嫉妬しやすくなります。
自信を失っている
自分に自信がなかったり
何らかの原因で
自信を失っていると
「自分はこんなに不幸せなのに
あいつらはいいよな…」と
なってしまいます。
そんな思いや悩みから
隣りの芝生の青さばかりに
頭が行ってしまうのです。
心理学的な理由や原因は?
心理学的な理由や原因から
考えられるのは
〝心のバランスが崩れている〟事です。
心理学で人間は
「より良くなりたい」という
気持ちを持っていると
いわれています。
いわゆる〝向上心〟ですね。
気持ちは
プラスに働く面もありますが
何らかの理由で
心のバランスを崩すと
ダメな自分を受け容れることができず
他人に対して
嫉妬してしまったり
自分自身への
自己嫌悪といった思いに
つながると考えられています。
人間の心の状態は
いつも安定しているわけではなく
〝イライラしていたり〟
〝疲れていたり〟
不安定になりやすいものです。
心理学的な考えとして
〝心のバランスが崩れている〟ときに
「隣の芝生は青く見えやすい」と
言えるのです。
改善策は?
人に嫉妬していたり
心が不調であると辛いですよね。
ここでは
改善策を2つに分けて
ご紹介したいと思います。
ゆっくり心を休ませる
隣の芝生が青く見えてしまい
他人に嫉妬してしまったら
「人間そんなときもある」と
良い意味で開き直ってしまい
心を休ませることが大事です。
おいしいものを食べたり
友達と遊びに行くなど
リフレッシュして
心を休ませてあげましょう。
他人と比較することをやめる
責めるようなことを
やめてしまうことです。
もちろん
現在まで
そうやって生きてきたわけですから
いきなりは無理です。
あなたにはあなたの人生や
考え方
生き方があるのです。
あのアップルで有名な
スティーブ・ジョブズさんの
有名な言葉で
『他人の人生を生きるな』
という言葉があります。
他人の人生ではなく
あなたの人生なのです。
他人と比較ばかりせずに
自分の中の評価を大切にしてください。
少しづつでいいので
他人との比較から
自分自身の評価に
変えていくイメージが大事です。
隣の芝生が青く見えた時こそ
冷静になって
自分を見つめて
「自分は自分」と
言い聞かせてみてくださいね。
そうすることで
自分自身に集中できるので
自分の成長につながると思います。
嫉妬する時間を
自分を磨く時間に
使えるように
なれたらいいですよね。
そんな僕も
まだまだ未熟なので
もっと努力していきたいと思います。
最後に
隣の芝生が青いと
感じる理由について
ご紹介いたしました。
他人の努力が
見えていないことや
自分自身への自信の無さが
原因となっているのですね。
心理学的にも深い理由が
あることが分かりました。
改善策も
ご紹介させていただきましたが
やはり
自分自身の考えや評価を
大切にしてほしいです。
読んで頂き
ありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。