夫や子供が
ゲームに課金しすぎ!?
心理学的に
辞めさせる方法とは?
近年
スマホゲームや
アプリで
簡単にプレイできる
ソーシャルゲームなどの
人気は凄いですよね。
しかし
人気の一方で
課金問題が
深刻になっています。
特に
旦那さんや
子供さんが
課金を繰り返すことに悩む
主婦の方が多いそうです。
子供さんに至っては
早くて中学生から
深刻な問題にも
なっているようです。
今回は
心理学的に
辞めさせる方法について
ご紹介したいと思います。
目次
夫や子供がゲームに課金しすぎ?その原因は?
普及によって
アプリで簡単にプレイできる
「ソーシャルゲーム」が
ブームとなっています。
やらない人でも
「パズドラ」なんかは
聞いたことがあるでしょう。
ソーシャルゲームは
暇つぶし程度にやれば
普通に楽しめるものです。
しかし
熱中するあまり
ハマりすぎてしまうと
有料アイテムの購入に
多額のお金を
つぎ込んでしまうという人も
いるでしょう。
ソーシャルゲームの
課金経験率は42.6%に
上るといわれています。
大人でも
子供でも
1か月に何十万円と
使う人もいるようです。
調査では
男28.0%・女19.0%の
利用率となっていて
男性の方が
多く利用しているデータと
なっています。
大人の世代でも
男性が多く利用していて
旦那さんや息子さんの
課金のしすぎで
悩んでいる
奥さんも多いようで
何とか解決したいと
思っていることでしょう。
しかし
なぜ課金してしまうのか?
ということを
きちんと
理解していなければ
相手の心理を読み取り
相手を不快にさせることなく
課金を辞めさせることは
難しいです。
まずは
「課金してしまう理由」について
3つご紹介いたします。
ゲームが有利に?
ソーシャルゲームと
いっても
ものすごい数のゲームが
存在します。
課金についても
それぞれ異なりますが
簡単に言ってしまえば
一番は
課金することにより
『ゲームを有利に進めることができる』と
いうのが大きいでしょう。
課金の理由については
1位が
「課金してイベントをクリアしたいから」
が45.3%を占めていて
半数近いものとなっています。
その他にも
「課金しないとゲームが思うように進まないから」
が26.5%となっていて
ゲームに熱中していて
クリアしたいという欲求が
課金してしまう
大きな原因のようですね。
ケータイ払いの安心感
さらに原因を探ると
ケータイ払いです。
携帯電話の会社で
しかもたった数桁の
パスワードを入れるだけで
手続きが完了します。
さらに
請求は携帯利用料と
一緒になります。
例えば
普段7,400円
引き落とされている金額が
7,900円になっても
あまり気にならないでしょう。
つまり
ケータイ払いの安心感から
あっさり
課金してしまうのです。
仮装通貨(かそうつうか)による感覚の変化
ソーシャルゲームで
課金するには
※仮想通貨を
持っていなければなりません。
※仮装通貨とは
ソーシャルゲーム内などで
使える通貨で
一般的には
現金に換算したり
他のサービスで
使用したりする価値は
持ちません。
お金を使ったという感覚は
仮想通貨を
購入するときに
感じるだけです。
オンライン上の
バーチャルな数値としてしか
機能しませんので
お金という感覚が
なくなってしまいます。
ソーシャルゲーム上では
この仮想通貨を使って
アイテムを購入したり
ガチャを
回すことができます。
このように
ただでさえケータイ払いで
安心感を持っているのに
さらに
仮想化された通貨によって
お金を消費しているという感覚が
少なくなってしまうのでしょう。
このような理由から
男性サラリーマンの方や
子供の利用が多いのも
うなずけます。
そして
それをやめてほしいと悩む
主婦の方も
多いと思います。
まずは
なぜゲームに熱中し
課金をしてしまうのかを
知ることで
これからの対策に
活かしましょう。
心理学的に課金を辞めさせる方法とは?
やはり
大人と子供では
精神的な心理状態に差が出るので
解決法は分けてご紹介したいと思います。
旦那さん(大人)の場合
依存症に近い状態で
頭の中が
スマホゲームばかりに
なってしまっていると
いきなりやめさせることは
かなり危険といえます。
大人の男性ともなると
色々なご家庭のケースや
パワーバランスも
考えられますので
旦那さんの場合は
6つの解決案を
ご紹介いたしますので
それぞれのご家庭で
あったものを
参考にしてみてください。
ストレートに伝える
まずは
あなたが
苦しんでいることを
旦那さんにきちんと
伝えてみてください。
「あなたの
ゲームの課金で
携帯代の支払いが大きくて
生活費が苦しいの。」
こんな風に
ストレートに
伝えてみてください。
結局
旦那さんを
追い詰めるような
発言ばかりをしても
かえってストレスになり
ゲーム依存が
深まってしまう危険があります。
まずは
あなたの
ストレートな気持ちだけに絞って
ズバッと伝えてみてください。
旦那さんからの提案も
あるかもしれませんし
その提案が
改善に向かうものであるならば
受け入れましょう。
おこづかいの範囲でやらせる
毎月の
お小遣いの範囲で
課金してもらうことです。
旦那さんの
携帯の支払いを
あなたと
分ける方法があります。
あなたの
真剣な話を聞いたうえで
それでも旦那さんが
課金を控えられないということは
依存症である可能性は
高いでしょう。
そして
依存症であるならば
無理やりやめさせたら
暴れだす危険性すらあります。
もう旦那さんの頭では
〝ゲームが唯一の楽しみ〟に
なってしまっているのでしょう。
ですので
その状態ならば
もう物理的に行動させて
制限することが
一つの手段となります。
「あなたにとって
唯一の楽しみがゲームなら
やめろとは言わないから
家族を苦しめないように
お小遣いの範囲で
お願いします。」
といって
納得してもらいましょう。
携帯代を分けておいて
お小遣いと一緒に
旦那さんの携帯料金を
渡してください。
もちろん
ゲームに課金した分は
渡す必要はありません。
旦那さんには
お小遣いの範囲で
課金することに
慣れてもらうことが
一番簡単な解決策です。
ゲーム課金による
あなたの生活苦の悩みも
解消されますし
旦那さんの
唯一のストレス解消も
奪わずにすむでしょう。
テレビゲームを買い与える
しかし
そもそも
旦那さんに
そのような強気な
お話ができない人も
いると思います。
そういった方は
これは子供にも使える
手段の一つですが
おもいきって
テレビゲームを
買い与えてみるという
方法もあります。
仕組みとしては
ダウンロードが無料で
その後に
課金させるという
流れがあります。
しかし
テレビゲームの場合は
本体購入費用と
ゲームソフトの
購入費用がかかりますね。
仮に
スマホ課金で
月の数万円以上もの出費が
発生するならば
ゲーム購入の
数万円の方がマシですね。
上限のない
スマホ課金よりは
最初の出費のみの
テレビゲームを
させるという方法です。
ゲームソフトが
欲しくなったらちゃんと
「お金を使い物を買う」
というお金に対しての
意識づけが芽生えるのも
良い効果になるでしょう。
趣味を一緒にやる
できることなら
ゲーム自体を
やめてほしいですよね。
他の趣味がある場合は
積極的に一緒に
行ってあげるのも
良いでしょう。
そうすることで
少しづつ
ゲームに対する依存が
和らいでいくかもしれません。
ゲーム依存症を自覚させる
旦那さんに
自身がゲーム依存症であることを
自覚してもらうことも手です。
ほとんどの方が
自分が依存症であることを
認めていないはずです。
ゲーム依存症や
スマホ依存症の
チェックシートを
利用してみるのは
どうでしょうか。
専門家が作った
チェックシートは
ゲーム依存症であると
明確に自覚させる
有力なツールと
なりますので
話し合った結果
そのようなシートを
使ってるのも
手段の一つです。
そっけない態度をしてみる
押してダメなら
引いてみろ作戦です。
旦那さんに対して
ゲームを止めろと
散々言ってきた方なんかに
有効な手段の一つです。
あなたが
いきなり
そっけない態度を示せば
旦那さんは
すぐさま変化に
気づくでしょう。
一時的なものだろうと
大きな関心は
示さないかも知れませんが
態度が長引けば
焦りや不安が
出始めるかもしれません。
そして旦那さんは
原因が自分であると
気づくかもしれません。
そして
旦那さん自身が
解決することを
考えてくれるかもしれません。
子供の場合
近年では
スマートフォン利用において
高額な請求が発生する
「子どもの課金トラブル」が
増えています。
「子どもが黙って
クレジットカードで
オンラインゲームのアイテムを
購入していたことが分かった」等という
クレジットカード決済を
利用したなどの問題が
発生しています。
事前の
予防策としては
お子さんに
スマホで遊ばせるときは
端末の管理をしておきましょう。
端末には
アプリを購入する際に
パスワードを求めるよう
設定することができます。
お子さんが
簡単に推測できる
誕生日などを利用しないことも
課金トラブルを
防ぐ手段となります。
また
利用できる機能に制限を設ける
※「ペアレンタルコントロール」の
設定が可能ですので
お子さんが利用する端末では
「ペアレンタルコントロール」を
設定することも
おすすめです。
※ペアレンタルコントロールとは
携帯電話などの
電子メディアにおいて
性的表現や
暴力的表現など
子どもに
悪影響を及ぼす可能性のある
サービスやコンテンツに対して
親が視聴・利用制限を
かけること。
それでも実際に
子供が課金をしてしまい
困っている場合は
親がとりうる法的手段として
未成年者が
親などの同意を得ずに
課金をしたとしても
原則として
親が未成年者の法定代理人として
契約を取り消すことができるという
民法上の法律があるので
最後の手段として
知っておくと良いでしょう。
一番大切なのは
子供との
話し合いになります。
心理的に
子供はまだ未熟で
ゲームに夢中になりやすく
課金することについても
お金を使っているという感覚が
大人に比べて少ないでしょう。
ですので
クレジットカードの
仕組みについて
お子さんに
教えてあげてください。
クレジットカードの利用では
その場で現金を支払わないため
お子さんに
「代金を後払いにするためのカードであること」
「カードの名義人以外は利用できないこと」を
教えてあげてください。
アプリ購入を
保護者が常に監視することは
大変困難ですので
「プリペイド式のカードを利用する」
「必ず保護者に相談する」
といったルールを
お子様と一緒に
決めることも大切です。
心理的に
中学生などの
お子さんの場合
思春期に入り
反抗期のような状態になりますが
コミュニケーションを
取ることをやめてしまうと
課金問題の解決にもなりません。
心理的に
子供は寂しがりやの傾向が
ありますので
親は子供の話を
よく聞いてあげて
ゲームの課金の
し過ぎについても
何がいけないのかを
自分の言葉で
伝えてあげてください。
親との対話により
子供も少しづつ
ゲーム依存や
課金の危なさに
気づき
問題は改善されやすいといえます。
最後に
夫や子供が
ゲームに課金しすぎについて
心理学的に
辞めさせる方法を
ご紹介しました。
問題は違いますが
依存症に近い状態であれば
いきなりの解決は
難しいといえます。
しっかりとした
対話が一番重要ですが
それぞれに合った
解決策を
考えてみてください。
そして
今回ご紹介したことを
参考にしていただき
解決に向かうことを願います。
最後になりますが
ゲームの課金について
後悔してもやめられない
心理についての記事も
是非参考にしてください。
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